この夏、広島県三次市で開催中の「パンどろぼう展」。
可愛いキャラクターとユニークな展示で、親子で楽しめると話題のイベントです。私も3歳の息子を連れて、家族でわくわくしながら出かけました。
しかし当日はあいにくの大雨、そして思わぬトラブルが連発…。正直、楽しむ余裕がほとんどなかったのが本音です。
これから行く予定の方、特に小さなお子さんを連れて行こうか迷っている方に向けて、実際に体験した「大変だったポイント」と「事前に知っておくべき注意点」を正直にお伝えします。
当日の状況|楽しむはずがトラブル続き
朝から大雨で気分が下がる
私たちが訪れたのは8月10日。なんと警報レベルの大雨が発生しており、近くの公園で遊ぶことも出来ず仕方なく、会場近くの「トレッタみよし」という施設のベンチを借りて昼食をとりました。
晴れていれば、もっと遊ぶ場所も選べたのに…と、スタートから少しテンションが下がってしまいました。
会場に着いたら人が多くて混雑
休日ということもあり、会場は小さなお子さん連れの家族で大混雑。駐車場もかなり遠く、雨の中、子どもを連れて歩くのはなかなか大変でした。
入場はチケットごとに時間が決まっており、私の場合は「12:00〜12:30」の枠。時間に間に合うように移動するだけでも一苦労です。(写真は、会場入口の様子です。)

子どもがグズって展示をじっくり見られない
パンどろぼう展は子どもも楽しめると思っていたのですが、展示の多くは原画。大人にとっては貴重な展示でも、3歳の息子にはあまり興味が持てなかったようです。
「早く次に行きたい!」と急かす息子と、ゆっくり見たい私たち夫婦。結果、息子の機嫌はどんどん悪くなり、展示をじっくり味わうことはできませんでした。最後に物販コーナーに立ち寄ったものの、すでにグズグズモード全開。グッズ購入は泣く泣く諦めることになりました。
チケットの落とし穴|紙チケット必須だった
12時になり、受付に向かった私たち。しかしここで思わぬ事実が発覚します。
ローチケで事前に購入したチケットを、電子チケットとして提示できると思っていたのですが…なんと紙チケットに換えないと入場できなかったのです。
会場スタッフさんに教えてもらい、雨の中、私ひとりで近くのローソンまで猛ダッシュ。何とか紙チケットを手に入れて入場できたものの、すでに体力は半分以上削られていました(笑)。
教訓:チケットの形態は必ず事前にチェック!
土日祝日や指定日には「日時指定制」が採用されており、事前購入&紙チケットへの引き換えが必須です。
これから行く方は、開催スケジュール | パンどろぼう展を必ず確認しておきましょう。
それでも楽しめたポイント
中に入ると、会場には柴田ケイコさんの原画がずらり。色鮮やかで表情豊かなイラストに、私も家族も思わず笑顔になりました。最初から最後まで通して絵本のような作りになっており第1章から第6章まで続きます。
ところどころにフォトスポットもあり、家族で写真を撮ったりと、雨や混雑を忘れるひとときも。
会場内では「パンどろぼうスタンプラリー」も開催されており、輪郭・目・鼻などのパーツごとにスタンプが設置されています。最後には自分だけのパンどろぼうが完成する仕掛けになっていて、スタンプの位置がずれて「わはは!」と笑う声もあちこちから聞こえてきました。大人も子どもも一緒に楽しめるイベントです。
最後には、パンどろぼうの車をモチーフにした大きなフォトスポットがあり、大行列ができるほどの人気ぶり。残念ながら、うちの子は待ちきれず写真は断念しましたが、その空間は笑顔とワクワク感でいっぱいでした。

これから行く人へのアドバイス
チケット形態は必ず事前確認を
先ほども書いた通り、チケットの形態は要注意です。ローソンチケットの場合、入場料に加えてシステム利用料330円が別途かかります。
混雑状況によっては当日券も販売されており、こちらはシステム利用料が不要なので、結果的にお得なことも。事前にどちらが良いか確認してから購入しましょう。※参考程度に

雨予報ならカッパや折り畳み傘+子どもの雨具必須
雨予報の日は傘やカッパなどの雨具が欠かせません。ただし傘は会場内に持ち込めず、入口に置いておく必要があります。混雑時は傘置き場がすぐいっぱいになるので、必ず名前や目印をつけておくと安心です。
子ども用のレインコートや長靴も忘れずに。
子どもの機嫌対策を万全に
子どもの機嫌は予測不能ですが、ちょっとした工夫でぐずりを防げることもあります。お菓子やジュース、好きなおもちゃなどを持参すると安心です。
我が家の場合、息子は眠たかったようで、帰りの車に乗った途端爆睡…。訪問時間帯も含めて計画しておくと、より楽しめます。
まとめ|事前準備で楽しさは変わる
今回のパンどろぼう展は、大雨や混雑、そして子どものぐずりなど、予想外のハプニングが続きました。正直、もっとゆっくり鑑賞したかったというのが本音です。
それでも、原画の温かみやフォトスポットの楽しさはしっかり感じられましたし、家族で出かけた時間はやっぱり特別な思い出になりました。
今回改めて感じたのは、「事前準備の大切さ」。
チケット形態の確認や天候対策、そして子どもの機嫌対策を整えておくことで、当日の満足度は大きく変わります。
これから子連れでパンどろぼう展や他のイベントに行く予定の方は、ぜひこの記事を参考に、準備万端で最高の思い出を作ってくださいね。

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