「結婚したし、そろそろ子どもを…」
そう考え始めている20代のあなたへ。
年齢的にはまだ時間があるはずなのに、周囲やSNSの影響で妊活を急いでいませんか?
子どもが生まれると生活は一変します。
私も20代で妊活を始め、子どもが生まれてから「もっと夫婦だけの時間や、やりたいことを大切にしておけばよかった」と後悔しています。
この記事では、20代で妊活を考えている方へ向けて、経験者の立場から「親になる前にやっておくべきこと」を5つ紹介します。
後悔しないためにも、まずは立ち止まって読んでみてください。
甘く見てた…子どもが生まれてからの生活変化
正直、私は子どもが生まれる前、こんなに生活が変わるなんて想像もしていませんでした。
今振り返ると、子育てをかなり甘く見ていたと思います。
ここでは、私が痛感した「子どもが生まれてからの生活変化」を4つ紹介します。
自由時間はほぼゼロ
自分だけの自由時間は、ほぼなくなります。
旅行や趣味を満喫するなんて、正直ほぼ不可能。
パートナーに子どもを任せて出かけられる日もあるかもしれませんが、その分パートナーには確実に負担がかかります。
予定はすべて子ども優先
旅行やおでかけでは、常に子どものスケジュールに合わせなければいけません。
オムツ替え、ミルクやねんねの時間。これらが優先です。
外出先でリフレッシュなんてできないようになります。
お金の使い道が変わる
今まで自由に使えていたお金も、子ども関連や将来への備えに変わっていきます。
自分の欲しいものを買っても、それを楽しむ時間すらないので、自然と使い方は変わっていきます。
体力・気力の消耗が激しい
これは三交替勤務の私にとって特に大きい変化です。
子どもが生まれる前は、夜勤でも気合で乗り切れていました。
でも今は、昼間に泣かれて眠れず、寝不足のまま夜勤に行くこともかなり多いです。
年齢の影響もあるかもしれませんが、昔のように100%の力で仕事に向き合うのは難しくなりました。
妊活を始める前にすればよかったこと5選
夫婦二人きりの長期旅行
子どもが生まれると、夫婦だけで海外や遠方へ長期旅行に行くのはほぼ不可能になります。
子どもと一緒に旅行することはできますが、どうしても近場や短期間になりがちです。
大人だけだからこそできる「日程フリーで行きたい場所に行ける旅行」は、今のうちに体験しておきましょう。
私の場合はコロナ禍もあって新婚旅行が近場になってしまい、海外旅行は心残りになっています。
転職やキャリア挑戦
子どもができると、簡単に仕事を辞めたり業種を変えたりするのは難しくなります。
時間が取れないだけでなく、収入が不安定になることは家庭にとって大きなリスクです。
「このキャリアで本当にいいのか?」「やり残したことはないか?」を、子どもを持つ前に考えましょう。
私自身、今の仕事に腹をくくっていますが、それでも時々「別の道もあったのでは…」と考えることがあります。
友人との時間を満喫
独身時代のように、急な誘いで朝まで飲む…そんな夜は子どもが生まれるとなくなります。
飲み会の回数も激減し、家庭を優先する生活になるからです。
だからこそ、今のうちに友人との時間を作り、たくさん笑って思い出を作っておくことをおすすめします。
趣味を満喫
子連れでは楽しめないことを、夫婦でも一人でもやっておきましょう。
例えば、夏フェス、スカイダイビング、高級レストラン巡り…大人だけの時間を思い切り楽しめるのは今だけです。
貯金
とにかくお金は多めに貯めておきましょう。
出産前後は、特に女性が仕事を休んだり辞めたりすることも多く、収入が減ります。
貯金があれば精神的な安心感が全く違いますし、生活や子育ての質も保ちやすくなります。
まとめ|20代だからこそ、妊活前に立ち止まる時間がある
子どもが生まれると、生活は一変します。
旅行、キャリア、友人、趣味、そしてお金――どれも「やりたい」と思っても、子どもができた後は簡単にはできません。
20代は、まだ出産を急ぐ必要のない年代です。
だからこそ、夫婦の時間や自分の挑戦、やり残していることを見つめ直し、それを叶えてからでも遅くはありません。
人生設計の中で妊活は大切なステップですが、子どもができてから「もっとあのとき…」と後悔しないように、今こそ少し立ち止まって考えてみましょう。
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